中小企業向けITコンサルティング専門会社、日本クラウドコンピューティング株式会社代表取締役社長、中小企業経営イノベーション協議会会長を務める清水圭一のブログです。中小企業経営者向けに講演、コンサルティング、ITシステム開発を行っております。現在、『月刊総務』にてICTコラムを連載中。
<< Microsoft Windows XP サポート終了の対応策 その2 | main | なぜ、標的型攻撃メールは企業を狙うのか? その1 >>
Microsoft Windows XP サポート終了の対応策 その3
0

    最新のWindows8を使わなくてはならないのか?
    必ずしも最新OSのWindows8である必要はない


    が、今後、出来るだけ長く同じOSを使い続けるのであれば、最新のものにすべきである。しかし、利用している業務ソフトの対応OSなどの問題で、XPの後継OSあるWindows Vista(以下、Vista)やWindows7にしなければならないケースもある。どのOSにするかは、使用したい業務ソフトが対応している新しいOSを選択する。また、サポート期間は短くなってしまうが、Vistaの場合は、XPの直後の世代のOSであるため、動作スペックがXPに近い。XPで利用していたパソコン本体のスペックがVistaの推奨動作環境に合致すれば、パソコンはそのままで、OSのみをVistaに変更するということも出来る場合がある。


    WindowsXPからWindows8や7に乗り換える際のポイント

    ・業務ソフト、特に市販の業務ソフトではなく、オーダーメイドで自社の業務に合わせて開発した業務ソフトは、最新のWindows8や7に対応していない。最悪の場合、最初から開発を始めることになるので、時間も費用も価格も掛かってしまうことを留意する。

    ・OSが変わることにより、プリンター、スキャナー、ネットワーク機器などの周辺機器が対応していない、あるいは買い替えが必要になるケースもある。社内のIT全部を含めて、OSのアップグレードを考える必要がある。

    ・WindowsXPとWindows8では、操作性も全く異なっているため、慣れるまで時間が必要。慣れていない従業員などには、別途、研修などが必要になる場合もある。

    ・古いパソコンから新しいパソコンにデータ移行を行った際には、古いパソコンのデータ消去を確実に行うこと。ファイルをゴミ箱に入れたり、フォーマットをするだけでは、そのデータは復元することが出来る。データを完全消去するソフトを使って実施するか、専門の業者に依頼を行うことが望ましい。

    ・XPから最新のWindows8や7に乗り換えるだけが選択肢ではない。従業員の業務内容によっては、MacintoshやiPadなどのタブレット端末、iPhoneなどのスマートフォンを代わりに利用することも出来る。

    ・従業員のパソコン利用頻度が低かったり、出張、在宅勤務、テレワークなどが多いのであれば、1台のパソコンを複数の従業員で共有したり、仮想デスクトップという従業員私有のパソコンで、会社のパソコン環境を安全に使うことが出来る仕組みもある。働き方や雇用形態の変化などを踏まえて、本当にパソコンがオフィスに必要かどうかを考える必要もある。
    Posted by : 日本クラウドコンピューティング(株) 清水 圭一 | セキュリティ・情報漏洩対策 | 06:42 | - | - | - | - |
    TOP