中小企業向けITコンサルティング専門会社、日本クラウドコンピューティング株式会社代表取締役社長、中小企業経営イノベーション協議会会長を務める清水圭一のブログです。中小企業経営者向けに講演、コンサルティング、ITシステム開発を行っております。現在、『月刊総務』にてICTコラムを連載中。
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マイナンバー対応で注目を浴びるフィジカルセキュリティの最新動向と情報セキュリティとの融合 その3
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    フィジカルセキュリィティとICTの融合が究極のセキュリティ

     

    前述のフィジカルセキュイティの最新動向は、これがさらに情報セキュリティと融合した形が、究極の企業セキュリティになります。

     

    例えば、通信販売サイトの運営責任者が、誰も出社していない日曜日の早朝に出勤をして、自分がアクセス権限を持っている顧客情報が入ったデータベースにアクセスして、その後、大量にオフィスのプリンターが使われたとします。フィジカルセキュティの仕組みだけでは、その従業員は監視カメラに写っても、IDカードを使ってオフィスに入っても、よくある休日出勤であると認識され、情報セキュリティの仕組みだけであれば、アクセス権限のあるデータベースにアクセスして普通に仕事をしている。

     

    そして、オフィスのプリンターは、この従業員が沢山プリントアウトしていると把握するだけで、不正が行われているとは検知が出来ません。

     

    しかし、フィジカルセキュリティとICTを融合させれば、オフィスの監視カメラには一人の状態が映し出され、顧客情報が入ったデータベースにアクセスして、それをプリントアウトしているという一連の流れを把握出来れば、明らかに怪しい行動として検知することが可能となります。

     

    つまり、フィジカルセキュリティと情報セキュリティを融合して一気通貫で監視することにより、部分部分の監視では見えてこない不正をICTの技術により検知することが出来てしまうのです。

     

    そして、このような融合させたセキュリティシステムが、セキュリティ意識の高い企業で導入され始めています。

     

     

    過剰なセキュリティの仕組みの中で仕事をするというのは、とても息苦しいと思われる方も多いかと思います。

     

    しかし、昨今ではICTの劇的な進化により、従業員が大量の情報を簡単に取り出せるようになってしまいました。

     

    裏を返せば、従業員一人一人が、情報漏えいに対して必要以上の責務を背負っている状態になってしまっています。

     

    今回、紹介したフィジカルセキュリティと情報セキュリティを融合させたICTの高度なセキュイティの仕組みを導入することにより、企業リスクを軽減し、従業員の業務内容に応じたセキュリティに対する責務を最適化した究極のセキュリティシステムが実現出来る時代になってきているのです。

     

    JUGEMテーマ:ビジネス

    Posted by : 日本クラウドコンピューティング(株) 清水 圭一 | マイナンバー | 05:09 | - | - | - | - |
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